どうしても仲介手数料を負担しなければならない方へ
購入時に仲介手数料がかかってしまう一建設さんの建売住宅。
仲介手数料をかからなくする方法はないものか…。
答えは…というと。
そんな都合のいい方法はありません。
なぜなら、売主である一建設さんが直接販売しないといっているのだから仕方ないのです。
繰り返します…。
仲介業者さんを通さないと売ってくれないのだから仲介手数料がかかるのです。
でも、中には仲介手数料はいりませんよ~っていう仲介業者さんを頼る方法もありますが…。
しかし、その仲介業者さんが必ずしも一建設さんの物件を取り扱えるわけではないし…。
だから考え方をこんな風に変えてみたらいかがというアイデアがあります。
それはこんな考え方。
販売価格と仲介手数料をあわせた価格が購入価格だと考えてみるのです。
販売価格の他に仲介手数料がかかる…と考えるから、
「割高」「無駄な出費」「もったいない」となってしまうと思うのです。
比較してみると結局は一建設さん
リーズナブル…とにかくリーズナブルな一建設さんの建売住宅。
トメ先生の勤務先の分譲地と50mくらいしか離れていないのに、300万円くらい価格がリーズナブル。
となると、同じエリアなのでお客様が競合することもあります。
日本国内で最も建売住宅を販売する会社の一建設さん。
トメ先生の勤務先では、「一建設さんの建売住宅はおたくのより300万円安い」ってお客様がいれば、「どーぞどーぞ…一建設さんでお買い上げください」って降参することにしています。
なぜなら、日本一の会社の販売価格の組み立て方は、一般の会社じゃ真似できない組み立てです。
だから、別次元の建売住宅なので競争しないことにしています。
トメ先生のような本職の不動産業者でさえ、そんなものですから、
みなさんも一建設さんの建売住宅を購入する場合は、はじめから、販売価格と仲介手数料を合計した金額を購入価格だと考えればいいのではないでしょうか。
たとえば、3000万円の物件ならおよそ105万円の仲介手数料がかかります。
こういうときは、3105万円の建売住宅だと思えばいいし、3300万円の物件なら3415万円の建売住宅として見ることです。
まぁ、屁理屈ですが…。
でも、売主である一建設さんが直接販売してくれないから仕方ないのです。
【トメ先生の予言…】
近い将来、建売住宅は高級グレードと一般グレードの二極化がすすむ予感です。
ハウスメーカーの建売住宅は高級グレード…飯田グループの建売住宅は一般グレード。
その間に存在するミドルグレードの建売がなくなるのでは?という解説です。
【こちらの記事もおススメです】
大きすぎず…小さすぎない…。
微妙な規模の事業者は、企業としての体力がソコソコあるわけで。
だからこそ、みなさんの希望も通りやすいのです。
おなじエリアの分譲地を調べてみよう?
他の事業者が同じエリアで建売住宅を販売した場合いくらくらいになるんだろう…。
それをどのように調べればいいのか。
そんな時には、みなさんおなじみのSUUMOやHOME’Sを活用してみましょう。
SUUMOやHOME’Sは地域を市町村より更に細かく字名まで絞り込むことができます。
そして、エリアを絞り込んで物件が出てきたらやること…。
それは「売主」か「仲介」か、調べること。
物件概要の最後のほうには必ず取引形態が表示されていますから、ココを見て「売主」か「仲介」か調べてみましょう。
「売主」か「仲介」か調べる方法はコチラの記事で詳しく解説しています。
建売住宅も中古住宅も「売主物件」か「仲介物件」か調べるのは、
スルスルスル~っとSUUMOやHOME’Sの画面をスクロールするだけ!
【見学前のみなさんにおススメの解説】
この不動産業者で購入していいのか…。
担当になった営業さんとの相性はいいのか…。
見学前に読んでおけてよかったと評判の解説です。
このような方法で、一建設さんの建売住宅がエリアの建売住宅の販売価格の相場と比べてどうなのか、SUUMOやHOME’Sなどに登録されている物件から平均価格を調べてみてもいいと思います。
結局、一建設さんの建売住宅のリーズナブル具合が強調される結果になると思いますが、乗り掛かった舟です、平均価格を算出してみましょう。
「売主」と表示される建売住宅の価格を5件分くらい調べて平均価格を算出してみます。
上の画像では4つの物件価格の平均を求めています。
すると、このエリアでは3797万円…3800万円を少し切る価格が、このあたりの建売住宅の相場だと確認できました。
次に、平均価格がわかったらどうするか…。
そうです、一建設さんの建売住宅を購入する場合と、売主事業者から購入する場合で比較してみるのです。
3800万円の物件にかかる仲介手数料は132万円。
3800万円から132万円を差し引くと3668万円。
エリア内の一建設さんが3668万円以上の価格で販売しているのなら、
売主が直接販売している分譲地で購入したほうがお得だと考えられます。
ということは、一建設さんが3668万円よりリーズナブルな価格で販売している場合、
仲介手数料を負担してでも一建設さんの建売住宅のほうが、購入価格としてはお得であることがわかります。です。
それなら一建設でいいじゃん!なにがイヤなの?
ここまで解説を読んでいただいて、一建設さんの建売住宅がいかにリーズナブルなのかご理解いただけたと思います。
つまり、販売価格で一建設さんと同じ土俵に上がってしまうと、トメ先生の勤務先のような不動産屋さんは、会社の根幹を揺るがすような事態になってしまいます。
そのくらい、一建設さんの販売価格ってリーズナブルなのです。
それによって、お手軽に(とはいっても数千万円ですが…)マイホームを購入できるのだから、一建設さんの建売住宅を購入したらいいと思うのです。
しかし、みなさんが購入に一歩踏み出せない場合、なにが理由なのでしょう。
安すぎて不安…
高ければ買わないのに、安すぎても買わない…。
それなのに値引きは希望する。
これは消費者のわがままです。
一建設さんが安いのは全国で建売住宅を販売していて、その数は年間1万棟超であること!
数万棟販売のスケールメリットで、住宅を構成するあらゆる部材を安く仕入れることができるのです。
最高の材料を使っているわけではないけれど、
最低の材料を使っているわけでもありません。
仲介手数料が必要なのがイヤ…
これは、ココまでに何度も触れています。
売主である一建設さんが直接販売はしてくれないのだから仕方ないのです。
たとるなら、みなさんが乗っている自動車のケース。
自動車をトヨタや日産の工場や、ホンダやスズキの本社で購入しますか?
自動車はディーラーなどのいわゆる、くるまやさんで購入しますよね。
そうすることで、くるまやさんはプリウスを1台販売すれとトヨタからインセンティブがもらえるのです。
詳しくは知りませんが、自動車の販売価格にインセンティブの価格が含まれているので、手数料を負担せずに購入しているように感じるのです。
だから、一建設さんの建売住宅も販売価格と仲介手数料をあわせた価格を購入価格と考えましょう、とお伝えしているのです。
レビューなどの口コミが気になる…
また、住宅業界ってのはクレーム産業です。
クレームの発生が避けられないのが住宅。
なかでも自然の中に立っていた樹木を切り出した木材が原材料の
木造住宅は材料の特性から不具合は避けられません。
トメ先生の勤務先で取り扱う建売住宅は年間およそ400棟くらいです。
それでも年に1度くらいは大きなクレームが発生します。
それどころか、クレームにならない不具合とか補修なんていったら1日に数件の頻度で対応しています。
400棟販売する会社でこんな感じです。
トメ先生の勤務先の25倍以上販売する一建設となったらどうでしょう。
理屈でいったら25倍以上のクレームと、25倍以上の不具合や補修が発生するわけです。
10棟の住宅を販売して、10棟の建物がクレームだとしたらクレームの発生率は100%。
1年間に400棟販売するトメ先生の会社が、年に1回、大きなクレームがあるとしたら発生率は0.25%。
年間1万棟販売する会社が、年に25件の大クレームが発生したら発生率は0.25%。
いかがですか?
一建設さんの建物も、その他の建売事業者も品質は大きく変わらないとも考えられます。
販売する数が多いから、気に入らないことを発信する人の数も多くなる。
ましてや、日本で一番建売住宅を販売する会社です。
トメ先生の貧相なボキャブラリーでかみ砕いて表現すると…
芸能人の不倫は大騒ぎになるけれど、一般人の不倫は騒がれない。
芸能人が部屋に大麻を隠し持っていると報道されるけれど、
一般人の場合、取り扱うのは「実録!!警察24時」くらい。
芸能人が経営する焼き肉屋で食中毒が発生すると大騒ぎだけれど、
近所の焼き肉屋の食中毒はあまり報道されない。
ようするに、メジャーとマイナーってことなんだと思います。
リーズナブルな建売住宅が時代に合っているのでは…
全国宅地建物取引業協会連合会と全国宅地建物取引業保証協会が、
昨年9月23日に行った不動産の日アンケートでも。
「あなたの住まいに関する考え方は?」という問いに、
20台~40代の方の3割以上が「好きな時に転居しやすい環境がいい」と回答しています。
いまやマイホームは、残りの人生がまだまだ長い若い方にとって終の棲家ではなくて、その時の気分や状況に応じて住まいを変える生活スタイルを望む方が多いようです。
そして将来、転居をする時に、今住んでいるマイホームはどうしよう…。
売却するのならば住宅ローンの残債が少ないほうがいいと思います。
ちなみに、残債というのは住宅ローンの残りの金額のことです。
「ざんさい」って読みます。
というのも、住宅ローンの残債があった場合、残債分と新しく購入する建物の分の住宅ローンを併せて借り入れることもできますが、それでは転居するたびに借金が増えることになってしまいます。
できることなら、売却代金で住宅ローンを完済して、次の住宅の住宅ローンは新規に組みたいものです。
さらに望ましいのは、住宅ローンを完済して手元に残った現金を次の住宅購入の頭金に充てること。
そして…マイホームは購入後しばらくの間は金食い虫です。
保険にメンテナンスに税金に…お金ばかりかかりやがります。
実は、トメ先生の家も購入して17年が経過しました。
ようやくです…ようやく資産になりはじめたような気がするのですから。
トメ先生の住宅が、これまでず~っと金食い虫だったけれど、
購入から17年を迎えて資産化がはじまったような気がする話。
仮に今、トメ先生の住宅を売却しても住宅ローンが完済できて、さらに手元に現金が残るくらいになったというコラムです。
だから、はじめてのマイホーム購入はリーズナブルな建売住宅でもいいのではないかというのが、トメ先生の考えです。
さて、今回は以下のような内容を解説してきました。
1、販売価格と仲介手数料をあわせた価格が購入価格
2、一建設さんの建売住宅はリーズナブル
3、検討エリアの売主事業者の物件と価格を比較
4、一建設さんの建売は最高品質と限りませんが最低品質でもない
5、売主の一建設さんが直接は売らないのだから仕方ない
一建設さんを中心に話を展開してきましたが、
リーズナブルな建売住宅を販売するローコストビルダーは全国に存在します。
希望のエリアでどんなローコストビルダーが存在するのか調べてください。
仕事も住宅探しも段取り8割です。
しっかり準備してステキなマイホーム購入ができるといいですね。
以上、トメ先生でした。
仲介手数料の交渉や値引きの交渉まで…本当にマイホーム購入はめんどくさい!だれか代わりにやってくれないモノか…
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