資料請求すると営業電話が来るのがイヤ

あの会社で契約しようか、こっちの会社で契約しようか…。
今日も悩んでいる方がいる。
人生で一番高額な買物となる住宅購入。

住宅購入…。
購入するならいつかは決断が必要だ。
今回は、決断ができるタイプと決断ができないタイプについて考えてみる。

旅行のプランを考えることが楽しい方は「決断ができないタイプ」
旅行の行程を楽しめる方は「決断ができるタイプ」

決断ができないタイプの方は
とにかく事前の情報収集がカギだ。
自分で納得するまで情報収集しよう。

でも資料を請求すると不動産業者から連絡がくる。
たくさん請求すれば、たくさん連絡がくる。
連絡が来るのがイヤ…。

UnsplashQuino Alが撮影した写真

連絡が来るのを防ぐための方法は簡単。
問い合わせフォームにある「質問はこちら」とか「ご要望はとちら」などの
自由に入力ができる「備考欄」などに次のように記載するだけ。

確認が必要な時は、こちらから連絡いたします。
恐れ入りますが御社からの電話、メールによる連絡はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。


これだけで連絡が来る件数はガクンと減るはず。

インターネットではたくさんの情報がまとめて確認できる。
情報収集の過程で傾向や条件が把握できるようになる。
決め手が把握できるようになったら行動に移ればいい。

決断ができるタイプの方は、とにかく行動。
あなたが「いいなぁ」と思った物件なら、
他にも「いいなぁ」と思う人がいる。

よく「他の方が購入してしまった場合はご縁がなかったと思います。」と言う方がいるが、
「残念」「くやしい」「もう少しだったのに」とまったく思わないわけはないだろう。

UnsplashBrett Jordanが撮影した写真

だから決断できるタイプの人は行動しよう。
どちらが良くて、どちらが悪いということではない。

大きな決断が伴う住宅購入。
自分がどういうタイプか理解しておくことは大切だと思う。


企画している時が楽しい

実は私も「決断できないタイプ」。
私の個人的な価値観になるが、私は何かを決める時に悩んでいる時が楽しい。
ひと区切りつく一歩手前くらいが心地いい。

たとえば旅行。
私は一人旅が趣味。
時間がとれると東南アジアを中心に旅に出る。

UnsplashSébastien Goldbergが撮影した写真

飛行機のチケットを探し。
宿泊するホテルを探し。
いや…ホテルも予約せず現地で素泊まりにすることもある。
現地で何をして楽しむか考える。
この時間が楽しい。

飛行機が現地の空港に着陸するくらいになると、
「時間が旅の終わりに向かって進みはじめる」ような気持ちになり
開始早々旅がクライマックスを迎えるような気がする。

検討している自分が好き
「決断」と「決断を悩む」とのあいだに線が引かれていて、
あっちに片足を突っ込んでは、足を引いてこちらに戻ってくる。

今度こそと助走をつけて線を駆け抜けようとするが、
線の直前で足が止まる。


建売住宅の値引きは大きすぎず…小さすぎず…な規模のビルダーがおすすめ

【あわせて読みたい】

値大きな会社は値引きを受けやすい傾向です。
しかし、大きすぎる会社だとそうとも言えず…値引きやサービスを受けるのにちょうどいい会社の規模があるのです。

建売の値引きは大きすぎず…小さすぎず…な規模のビルダーがおすすめ【不動産のトメ先生】


転職を考える時もそうかもしれない。

過去に何度か「今度こそ転職してやる!」と躍起になって転職活動したことがある。

リクナビにエン転職にindeed…。
ありとあらゆる転職サイトに登録。

振り返ってみると。
転職サイトに掲載された企業の情報を眺めて、
勤務地の情報から朝の通勤をシミュレーションしてみる。

UnsplashBen Whiteが撮影した写真

職務内容を見て、
その職務をこなしながら、周囲の人とコミュニケーションをとる姿を想像してみる。

勝手に頭の中で転職していて、掲載している企業に勤務し、新しい生活を妄想するばかり。
はっと我に返り、応募するボタンとにらめっこ。

採用されるどころか、面接が決まるかもわからないのに、
「このボタン押したら転職するんだよな」などとビビってしまい。
結局、お気に入りの星印を黄色にマークして終わり。

そして、また次の企業で妄想をはじめる。
結局転職せずに仕事を続けているわけだが…。

住宅における妄想

住宅も同じようなことがいえないだろうか。
この場所に引っ越したあとの生活を妄想する。
このメーカーで建てた家での生活を妄想する。

この場所に住むことを決めたら契約するんだよな。
このメーカーで建てることを決めたら契約するんだよな。

今日のところは、お気に入りのブックマークだけにしておこう。

そして、ふたたび次の物件で生活を妄想する。
妄想がワクワクするものであればあるほど勝手に好印象。

このように妄想が得意な方は、
妄想していて、
ワクワクする妄想の場合、
妄想のバブルはどんどん大きくなる。

UnsplashBraedon McLeodが撮影した写真

そして、このメーカーは私のために存在している。
などと、メーカーに過剰な期待を抱くようになる。

過剰な期待の勢いで週末に見学の予約を入れる。
見学がバブルで膨らんだ妄想どおりであれば、
前進は止まらなくなる。

反面、期待通りでない場合はがっかりする。
またメーカーをして妄想を膨らませるところからやり直す。

いつかどこかで

でも、住宅を購入するためにはいつか決断しなければならない。
人生で一番大きな決断を営業さんに無理やり契約させられたくない。
営業さんが強引にすすめてくる。

このように感じる方は、検討中の物件を購入するべきだ。
「な…なにを言ってやがる…。」と言われそうだが、
検討中の物件を気に入っていないのであればスムーズに断れるはずだ。

気に入っているけれど決断ができない。
気に入っているから、この物件で生活する私を妄想したい。
妄想がしたいの!

そこまで気に入っているから営業さんの対応が強引と感じるのだ。
もう充分に物件情報も見てきた。

もう充分にマイホームでの生活も妄想してきた。
その結果、妄想のバブルが大きく膨らんだ。

このまま決断せず家に帰ると、
あそこまで妄想を膨らませた物件だというのに、
不思議とご夫婦二人になった途端、

今度はネガディブバブルを膨らませはじめるのだ。
これも仕方ない…人間だもの。

決断できないタイプは事前準備に力を注いで

だから、旅行の企画段階を楽しいと感じる方は
営業さんと商談を始める前に、物件情報にたくさん触れることだ。

多くの会社の情報に同時に触れることで
どこにでも共通することがわかったり、
住宅購入で考えておかなければならないことなどがわかるはず。

だからできるだけ多くの情報に触れるのだ。
問合せてもいいけれど連絡がくるのはイヤだ
一度に複数の会社に資料請求をすると会社の数だけ連絡が入る。

これを避けたいという方も多いはず。
資料請求のあと、連絡が来るのを防ぐ方法がある。

それは入力ホームの自由に記入できる欄。
「ご意見やご希望はこちら」とか「連絡欄」「備考」などのように、
こちらから要望を自由に入力できるあの欄を活用するのだ。

あの欄に
確認が必要な時は、こちらから連絡いたします。
恐れ入りますが御社からの電話、メールによる連絡はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。

と記入すればよい。

ここまでしても連絡してくるような、信じられない事業者もいる。
でも、記入しておくだけで連絡はかなり抑えることができる。

私の勤務先では連絡しない。
と、同時に資料送付後は1ヶ月連絡がなければ終了したお客様となる。

これなら資料請求も安心。
住宅購入は事前の情報収集が必要。
以下の事業者の問い合わせフォームに自由記入欄があるものを選んでみた。
情報収集のために利用を検討してみてはいかが?

検討中の新築一戸建が仲介手数料無料に! 購入申込前に一度ご確認ください

利用実績2万件突破!【持ち家計画】

中立公正な「注文住宅の相談窓口」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です