権利関係の勉強が思うようにいかない人は多い
権利関係でまったく正解できない…
正解しないどころか理解すらできない…
でも宅建には合格したい…
そんなドツボにハマってしまっている方にトメ先生からアドバイス
そんなに大変な権利関係なら「勉強しない」という方法はいかがでしょう。
権利関係で困っているのなら、いっそのこと勉強するのをやめてみるという方法を解説します。
今日の解説に共感できればこんなメリットにたどりつくかもしれません。
- 乗り越えられない壁にチャレンジする必要がなくなる分、勉強がうまくいく
- 権利関係をマスターしなくても宅建に合格するための道筋が見えてくる
権利関係がんばっているのに今からやめるのもったいないなぁ…って方は続けたほうがいいです。
権利関係を勉強しない大作戦が向いているのは、今現在、宅建の勉強を頑張っているのに、権利関係がうまくいかない人ですからね。
宅建本試験の問題は50問。
そのうち権利関係は14問。
権利関係を1問も正解できなくても、他の問題を全部正解すれば36点とれる…。
そのくらいの気持ちで勉強していけばいいのです。
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宅建を勉強していたらダイエットにも成功していたトメ先生
ゆっくり勉強、ゆっくりダイエットで体にも心にもやさしい勉強方法を解説しています
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トメ先生が実際に見た実録ドキュメントです
権利関係を勉強しなくてもいい具体的な理由
トメ先生も20数年前の宅建取得時、権利関係にはたいへん苦労しました。
まだ覚えています。
宅建の問題で選択肢は4つ。
そのうちの1つの選択肢の文章の中に、間違いがあるはずなのですが、間違いに気づけない。
問題集の解説を何度よみ返しても、テキストにもどって確認しても、宿題でもらったプリントを全部さかのぼってみても…
何をしても、何時間たっても間違いに気づくことができない…。
権利関係にはそういう問題が存在します。
権利関係で取り扱われる問題はひねくれている気がするのはトメ先生だけでしょうか。
その点、宅建業法や法令上の制限は、テキストに書かれている内容がそのまま問題になっていることが多い気がします。
ひねくれてクセがある権利関係と素直な宅建業法。
権利関係の勉強が大変なのは、今も昔も変わらないのですね。
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勉強は優先順位を考えて
宅建の本試験、問題の構成はというと…
- 1問目から14問目までが権利関係
- 15問目から22問目までが法令上の制限
- 23問目から25問目が税法その他
- 26問目から45問目までが宅建業法
- 46問目から50問目までが免除科目
これが出題の順番と構成です。
これも今も昔も変わりません。
だから、テキストや問題集も権利関係からはじまる。
権利関係の後に法令上の制限や宅建業法が出てくることが多いです。
本を読んだり、連続ドラマを見たりする時のことを思い浮かべてください。
話の途中から読みはじめたり、物語のクライマックスから見はじめたりすることは、あまりありません。
1話目から読みはじめる方がほとんどです。
そういう習慣があるから、宅建の勉強も権利関係からはじめることになってしまうのです。
よりによって、テキストの一番はじめに、一番難解な権利関係があるのです。
そんなところから勉強をはじめていたら、すすむ勉強もまったく進まないと思います。
次から次へと現れる、難解な問題の大きな壁に、モチベーションの維持だって大変です。
宅建の勉強をはじめてみたけれど、権利関係でつまづいてしまって「もういいや」と勉強をやめてしまう。
よくある話です。
だからこそトメ先生がおススメするのは、順番通りに勉強しないということ。
ボリュームがあって、けっしてラクではないけれど、暗記でなんとかなる宅建業法と法令上の制限、ここから勉強してみるのです。
権利関係を勉強しないと不安です…
そんな勉強方法をしていて、本番までに権利関係にたどりつけなかったら…。
ここまでの解説を読んだうえで、それでも権利関係を勉強しておきたい方。
そういう方は勉強の優先順位が大切です。
優先順位は人によって異なりますが、たとえばこんな考え方。
出題頻度の高い問題
テキストによっては、説明しているカテゴリーの出題頻度が表示されているものがあると思います。
そういったテキストを使っているなら、出題頻度が高い問題の優先順位を高めにするのがいいでしょう。
正答率の高い問題
問題集にも正答率が表示されたものがあると思います。
この中から正答率が80%以上の問題は優先的にマスターしたいものです。
独学で頑張っている場合に注意したいこと
独学で勉強している場合に注意したいのは、出題頻度の低いカテゴリーや正答率が低めな難解な問題に手を出してしまうことです。
力と時間を注がなくていいことに、貴重な資源を注入してしまうことは避けたいもの。
ひねくれた問題が多い権利関係は、しっかり見極めないとドツボにハマって無駄な時間を使うことになります。
ドツボにハマっている時間を、宅建業法と法令上の制限に磨きをかける時間にあてたほうがいい場合もあるわけです。
だからこそ、権利関係を勉強するのか、権利関係は勉強しないのかは白黒つけて取り組むべきなのです。
「宅建業法が満点だったら…」と毎年思います
トメ先生は、勤務先の宅建取得プロジェクトの責任者を数年前まで、10年ほどつとめました。
トメ先生の勤務先の営業さんは、みんな勉強ぎらいです。
毎年40名から50名の営業さんが宅建を受験しますが、合格するのは1人か2人という情けない状況。
合格率にしてみると4%から5%という状況です。
本試験のあと、受験者の結果を一覧にまとめて役員に提出します。
得点を一覧にまとめる際に、「もし宅建業法20問がすべて正解していたら…」という結果も併せて提出しています。
勉強ぎらいなトメ先生の勤務先の営業さん。
なんと、仮に宅建業法がすべて正解していた場合、合格者が5名から6名になるという結果が出ます。
4%だった合格率も10%から12%となるのですから驚きです。
まぁ、こんな集計はおせっかいなんですけれどね。
トメ先生の勤務先では、こういった指標もたいして重要視されず、相変わらず合格率4%~5%という結果です。
しかし、ひとつだけ言えること。
それは、キチンと勉強していた人は、宅建業法さえ満点取れてたら合格できていたということです。
まったく勉強していなかった人が、宅建業法だけしっかり勉強しても合格はむずかしい。
でも、しっかりと勉強してきた人は、権利関係との相性いかんでは勉強のウェイトを宅建業法にシフトしたほうが好結果につながるかもしれません。
インターネット上には宅地建物取引士の勉強についてたくさんの情報が存在します。
- 勉強するべきところと勉強しなくていいところの解説
- 合格するための心がまえ
- 問題の解説
本当に便利な世の中になったと思います。
情報の取捨選択を誤らなければ独学でも必ず合格できると思います。
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でも合格するためのポイントをおさえたら、きっと合格が近づきます。
トメ先生の合格経験からポイントを解説していますよ。
でも、たくさんの情報の中から、必要な情報と不要な情報をより分けるのも簡単ではありません。
時間も必要でしょう。
勉強を効率よく結果につなげるため、
通信講座や人気の問題集を利用するのも、ひとつの手段だと思います。
実際にトメ先生も、20数年前に日建学院に通学して、知識ゼロで勉強をはじめて1度で合格していますからね。
以下には価格もリーズナブルな通信講座や、実績があるテキストのリンクを用意しておきました。
「宅建業法だけでも頑張ってみるか…」とポジティブな気持ちを持てた方は、ぜひ参考にしてみてください。
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いつもトメ先生の勤務先がお世話になっている資格の学校。
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