おススメのテキストは?とか思っていると合格できない
テキストをご自身で購入して独学する…って方は特に注意が必要ですからよく聞いてください。
おススメを気にするということは「使いはじめたテキストの相性が悪い」ってことになれば他のテキストに乗り換える可能性があるわけです。
そうなると同じ内容でもテキストによって伝え方が違うわけです
たとえば仲介手数料の計算方法
- 「売買価格3%+6万円×消費税」と解説する山田先生
- 売買価格を「1円から200万円、200万円超から400万円、400万円超にわけて…」と解説する佐藤先生
みたいなことがあると思います。
星の数ほどあるテキストや問題集から相性がいいものを探すってのはそんなに簡単ではないです。
それとおススメといわれるテキストが誰にでも相性ピッタリなわけではありません。
みんながおいしいと言っている話題のラーメン屋さんではなく、ランチの時間もガラガラのあっちのラーメン屋さんのほうが好き…って人もいます。
一方、テキストや問題集を本屋さんで購入するのと違い、通信講座や学校となるとそれなりのお金を支払って勉強します。
相性がよろしくないといってホイホイ乗り換えていては、その都度お金がかかるわけですから一度決めた勉強手段でなんとかしようとする人が多いと思います。
ちなみに、トメ先生は日建学院に通学して勉強、1回で合格しました。
当時はまだビデオの時代…学校に行くと動画を視聴するのですが、話の内容がわかりやすい講師もいれば、話し方が生理的に受け付けない講師がいたり…。
でも25万円という高額な学費を支払っているので…
「学費がもったいないからモトをとらなければ」
「この講師は動画でしか会わない人…がまんしよう」などと自分に言い聞かせて乗り越えたものです。
本屋さんで売っているテキストや問題集との相性なんて気にしていると、勉強が思うようにいかない時に「あっちの学校はどうなんだろう?」「そっちの通信講座はどうなんだろう」なんてことになって勉強に集中できなくなってしまいます。
トメ先生は相性なんてあまり気にせずに飛び込んでしまったほうがいいと思っています。
宅建合格のポイントはただひとつ「自己管理」です
通信講座や学校のカリキュラムに申し込んでテキストセットが手元に届く。
おすすめのテキストの中から自分に合ったものを見つけて、本屋さんで購入してくる。
ここまでの準備ができたところでなんとなく合格に一歩近づいたような気持ちになりますが、ここからがスタートです。
トメ先生のまわりで、毎年宅建を受験しているけれど合格できない人たちを見ていると。
みなさん共通して、ほとんどの方が勉強はできています。
テキストを読んで内容を理解することも大丈夫、ちゃんとできます。
問題集の過去問を解くこともできると思います。
しかし、これを継続することができない。
トメ先生のまわりでの人を見ていても、合格できない理由は継続できない…これだけです。
宅建の出題範囲は幅広いです。
だから、一度読んだだけでは頭に入らないし、問題を一度解いただけでは毎回正解できるようにはなれません。
継続して勉強できる自己管理が重要なのです。
【一粒で二度おいしい…?】
宅建を勉強していたらダイエットにも成功していたトメ先生
ゆっくり勉強、ゆっくりダイエットで体にも心にもやさしい勉強方法を解説しています
みなさんはご自宅の住所を覚えていますか?
最近、新卒くん達の中で住所を覚えていない方も散見されますけれど…。
ご自身の携帯電話の電話番号はどうですか?暗唱できますか?
住所や電話番号は覚えていないと困るし、いろんなところでアウトプットするから自然と覚えられているわけです。
住所や電話番号が暗唱できるみなさんなら宅建もマスターできるはずです。
宅建の勉強内容も繰り返せば頭の中に入るのです。
宅建の勉強は同じ問題を何度も解いて、何度もテキストにもどって、内容を理解する。
やはり、これは短時間ではなかなか難しいことだと思うんです。
3ヶ月で合格した…って話を聞かなくもないですが、3ヶ月で合格した人って寝る間を惜しんで勉強してますよ。
片手間で合格できるような資格じゃないです、宅建は…。
可能なら模試は受験しておきたい
いろんな学習機関が行っている模擬試験はできるなら受験しておきたいですよね。
なぜなら、規模の大きな模擬試験を受験すれば、勉強途中の自分のポジションを知ることができるからです。
ただ受験にはお金がかかるのが難点です。
決して安くないですしね。
でも、お金を負担することで自分のポジションを把握できるのだから、そこはトントンといったところではないでしょうか。
トメ先生は日建学院に通学していたので、2~3ヶ月ごとの中間模試と、直前の模試がセットになっていました。
いちばん最初におさめた授業料にすべてが含まれているコースでした。
人生ではじめて「勉強が楽しい」って思うくらい必死で勉強しました。
ちゃんと模試も受験しましたよ。
その結果、7月頃には合格ラインに届くことができました。
合格ラインに届いていることがわかるのも模試を受験したからこそです。
突然できるはない…一歩一歩しかできるようにならない
たとえば、開発行為の許可条件の暗記に10時間かかる人が、毎日2時間のペースで勉強していたら5日間かかるわけです。
毎日の2時間の勉強時間を暗記に充てるのか…それともほかの勉強1時間、暗記を1時間にするのか。
こうなると、暗記には10日間かかるわけです。
移動中とか、休憩時間とか、トイレの時間とかが重要…。
トメ先生は宅建の勉強中は不動産業界ではなくて、モノづくりの仕事をしていました。
基本的に一人作業の仕事だったので、作業中に暗記する内容をブツブツブツブツ小さな声でつぶやいていました。
ポケットには小さなメモ用紙。
覚える内容や、テキストを書き写したものを忍ばせておくのです。
ブツブツブツブツ…ずーっと暗唱します。
そして、思い出せない時はポケットからメモ用紙を取り出して確認する。
そしたら、ふたたびブツブツブツブツ…という具合です。
1日8時間働くわけですから、その間ずっとブツブツブツブツ…やってたら、かなりの内容を暗記できました。
そういう意味でも、人間ってすごいんです。
天才とか才能とかは関係ないと思います。
こんなトメ先生でもテキストの内容を1ページまるまる暗記できちゃうんですから。
【こちらもあわせて読んでおきたい解説です】
宅建の試験は3ヶ月の勉強で合格できるのか?
ズバリ合格できます!できるけれど、その努力は並大抵でありません。
トメ先生が実際に見た実録ドキュメントです
神頼み的…自分ルール
なんとしても合格したいなら、スケープゴート的に、なにかを犠牲にしている分、いい結果が生まれるのではのような、神頼みも悪くないと思います。
今いちばん時間をかけている楽しみや趣味を試験が終わるまでやらないとか
みなさんが仕事が終わって、一番時間をかけているのは何の時間ですか?
晩酌…YouTube…SNS…ゲーム…。
そういう時間を勉強時間に変えられれば、時間がなくて勉強できないってことはないと思うんです。
「神様、大好きなお酒を宅建の試験までは我慢しますから、合格させてください!」
合格したいのですからなりふりかまっていられません。
合格するまで晩酌やめてた…。
合格するまでゲームやめてた…。
別に人に言うことはありません、自分の中でルールを作ればいいだけです。
合格してしまえば、このエピソードもいいネタになります。
ちなみに、トメ先生の場合…あの頃はプレイステーションが発売したばかり。
ゲーム大好きなトメ先生は毎日数時間はゲームで現実逃避をしていました。
でも、なんとか宅建に合格したいという気持ちから、試験が終わるまではプレステやめようと誓い、ガムテープでぐるぐる巻きにしたプレイステーションを押入にしまって、ゲームの時間を勉強にシフトしました。
世の中にバランスというものがあるのなら「楽しみをガマンした分だけ合格に近づけるのでは…」という根拠のない法則を勝手に作って勉強に集中する環境を作ったのです。
「今年は試験の雰囲気になれて…」なんて考えないほうがいい
我ながら「よく一回で宅建に合格したもんだ」と自分で自分に関心することもあります。
不動産業界のことも、法律のことも、なにも知らなかったトメ先生が一度のチャレンジで合格した5つのポイントはいかがでしたか?
- おススメのテキスト探しに躍起にならない
- 覚えること、問題を解くこと、その前に継続
- 模擬試験で自分の現在地を知る
- 突然できるようにはならないから一歩一歩着実に
- 時には自分ルールも有効
あとは中途半端にやらないこと。
たまにいます…「今年は試験の雰囲気に慣れて来年にかけます」なんて、試験を受ける前から言っている人。
宅建の勉強は本当にラクではありません。
あんなにたいへんな勉強は今年でおわりにしましょう。
あんな勉強、何年も続けてやるもんじゃありません。
受験前から「今年は雰囲気に慣れて」などと、自分に保険をかけるのはやめましょう。
やるなら本気でやったほうがいいです。
トメ先生が勉強していた時代と違い、便利な世の中になりました。
今は、たくさんの勉強コンテンツをお手軽に利用できます。
以下の通信講座は数万円の費用で「宅建の基礎」から「過去問」まで余すところなく解説しています。
「一度で宅建に合格したい!」という方は、ぜひご検討ください。
2023年合格目標:全日本宅建公開模試(基礎編・実戦編)【一括】 道場:炎のラストスパート戦略講座 講義日当日、1回きりの講座です。本気で宅建試験合格を目指すあなたへの最後の贈り物!