
SUUMOカウンターは便利だけれど万能ではない

いまやマイホームを検討する時に多くの方が利用するSUUMOカウンター。
マイホームについて初歩的な相談から、情報の整理もしてもらえます。
そのうえ、希望に合いそうなハウスメーカーまで紹介してくれる。
ここまで手厚い対応が、無料で提供されています。
間違いなくSUUMOカウンターは便利なサービスです。
でも、便利だからといって、万能かというと少し違います。
不動産業界に25年も在籍するトメ先生。
長いあいだ業界を見てきたトメ先生だからこそ
「あ…たしかに万能ってわけじゃない」って思うことがいくつかあります。
今日の解説ではトメ先生が思うSUUMOカウンターの「あ…」を解説します。
SUUMOカウンターはすべてのハウスメーカーを紹介できるわけではない

ご存じでしたか?
みなさんとハウスメーカーを繋いでくれるSUUMOカウンターですが、
ハウスメーカーならどこでも構わず紹介できるわけではないのです。
講座に参加、窓口で話をするだけではSUUMOカウンターは儲からない
SUUMOカウンターで提供されるサービスには役立つものがたくさんあります。
- マイホームに関するたくさんの講座を開催
- マイホームについて夫婦間、家族間での考え方を整理
- ハウスメーカーごとの特徴などの情報提供
- 希望に合いそうなハウスメーカーの紹介
みなさんにとっては、SUUMOカウンターで無理やり契約を迫られたりすることはないので、
どのサービスも安心して受けることができます。
でも、これらのすぐれたサービスを提供しているだけでは、
SUUMOカウンターは1円も儲からないのです。
提供サービスと送客への入り口

SUUMOカウンターの提供サービスは
「安心」を入り口に送客につながる設計が構築されています。
20年以上前、トメ先生がデビューした頃の不動産業界は、
お客様が威嚇されたり、恫喝まがいの商談が日常でした。
あの不動産業界を知っているトメ先生からしても、
SUUMOカウンターの安心を入り口にする仕組みは本当にお見事です。
あの頃のお客さんが「いやだなぁ…」と思ったことが、
SUUMOカウンターのサービスではキレイに切り離されていますよね。
SUUMOカウンターでは住宅の契約はしません。
担当のおねぇさんが、あげ足をとるようにみなさんを追い詰めるようなこともありません。
講座に参加して勉強したり、窓口で話をして希望を整理する。
安心がSUUMOカウンターの入り口になっているのです。
【興味がある方はこちらもどうぞ】
ここまで読んで「なぜSUUMOカウンターは無料なのか?」が気になる方もいるかもしれませんね。
👉 SUUMOカウンターが無料で成り立つ理由については、こちらの記事で仕組みをシンプルにまとめています。
送客して契約になったら手数料を支払うルール
ではSUUMOカウンターはどのようにして事業を運営しているのでしょう。
みなさんをハウスメーカーに紹介することを送客といいます。
送客したお客様が契約になった場合に、
ハウスメーカーがSUUMOカウンターに手数料を支払うことで事業が成り立っています。
ハウスメーカーにしてみたら情報を整理済みのお客様を紹介してもらえる、
SUUMOカウンターにしてみたら手数料がもらえる、
どちらにもメリットのある仕組みが存在しているのです。
【仕組みが合わない例】トメ先生が生活する埼玉県北部エリアの事情

仕組みづくりの名門であるリクルートがつくったSUUMOカウンター。
こうやって、あらためて考察するとそれはお見事です。
しかし、あくまで一例ですが、この仕組みが合わない例をひとつ。
ここがトメ先生の「あ…」って思うところです。
埼玉県北部は建売住宅の事業者がしのぎを削るエリア
トメ先生が生活している埼玉県北部。
建売住宅を毎年、軽く500棟販売するような、力のある建売事業者が複数存在します。
こんな地域は日本中探しても他に見当たりません。
新築住宅における建売住宅の割合も半分…いやそれ以上かもしれません。
だから、規模の小さな不動産屋さんが、
独自のルートで入手した土地で建売住宅の分譲をすることもめずらしくありません。
そして、こういった規模の小さな不動産屋さんの分譲地は、
「そんな土地の情報をいったいどこから?」
「えぇぇぇ~!!あの土地、売りに出てたんか!!」
なんて思うようなレア物件が多かったりするんですよ。
いつでもレア分譲地があるわけではないという事情

住宅を探している一般の方も、年間500棟以上の建売住宅を販売する会社も、
のどから手が出るほどほしいレア物件。
でも、そういうレア物件は頻繁には市場に出回りません。
頻繁に出ないからレアと呼ぶわけでして。
頻繁に建売住宅の販売をするわけではない規模の小さな不動産屋さん。
SUUMOカウンターとも提携することはほとんどないでしょう。
レア物件の建売住宅がSUUMOに掲載されていたとしても
SUUMOカウンターと提携していないから送客できない。
SUUMOに物件を掲載するのと、
SUUMOカウンターと提携するのとは別のこと。
だから、そういうことが起こるわけです。
SUUMOカウンターが万能ではない理由
SUUMOカウンターが送客するのは、
SUUMOカウンターの取り組みを理解していて、
提携しているハウスメーカーや不動産業者ということです。
中には、SUUMOカウンターの網の目にかからず、
送客できないハウスメーカーや不動産業者が存在するのです。
仕組みを理解していればとても便利なサービス

世の中に完璧とか、100%はありません。
みなさんとハウスメーカーを繋ぐ仕組みのSUUMOカウンターにも言えることです。
でも間違いなく現在の住宅探しカテゴリでは群を抜いて使えるサービスです。
大切なのは万能ではないということ。
SUUMOカウンターおすすめの使い方
最後にSUUMOカウンターの使い方を二つお伝えして、
今回の解説を終了しようと思います。
①どうしたらいいかわからない場合に使う
相談窓口としての仕組みが整っているから、
住宅購入を考えているけれど、そもそもどうしたらいいかわからない場合。
家族だけではまとまらない情報も、
第三者が客観的に聞くことでキレイにまとまることがあります。
②雰囲気にのまれてしまいそうな場合に使う
いきなり住宅展示場や不動産屋さんに行ったら、
慣れていない雰囲気で思うような商談ができないこともあります。
本番にそなえた予行演習やリハビリとして使うのはいかがでしょう。
また、ハウスメーカー(注文住宅)と不動産屋さん(建売住宅・中古住宅)では、
営業さんが必要とするみなさんの情報は異なります。
注文住宅志向の人が夢ばかり語っても、
建売住宅の営業さんにはあまり役に立たなかったり…なんてことも。
そのようなミスマッチを防ぐためにも使えそうです。
「SUUMOカウンターでスタート」が安心につながるスタンダード

SUUMOカウンターで相談→送客→商談→見学→契約というながれは、
今や日本の住宅購入において誰もが頭に浮かぶものになっているのかもしれません。
スタンダードがオーバーだとしても、
5年前に比べたらこのながれで住宅取得する方のシェアは高くなっているはずです。
SUUMOカウンターに相談に行くことで、
「安心してマイホームを取得できる確率の高いレールに乗れている」
という安心感につながっているのではないでしょうか。
SUUMOカウンターの特徴をしっかり把握して使う分には、
これほど役に立つサービスはないと思います。