草むしりが面倒で…面倒で…
今年も気が付けば3月半ば。
庭の土の部分にちっこい草たちが芽を出しはじめた。
この雑草を抜く作業も、
「誰かがやらなきゃ誰もやらない」
トメ先生の家事の家訓が当てはまる。
今回は「除草作業めんどくさいわ!」をお話する。
開けない夜はなく、
やまない雨もないように、
終わらない冬もない。
だから雑草も顔を出す。
マイホームを購入したのはいいけれど、
今までやったことのないことをしなければならなくなる。
除草作業。
建売住宅を購入しても、
注文住宅を購入しても、
土地がある限り草が生えてくる。
実家で暮らしている時は親に任せていたし、
学校で除草作業がある時には上手に手を抜いていた。
だから、自宅の除草作業もやりたくない。
草の生育が絶好調の5月~11月ごろは、
10日に1回は除草しないと庭はキレイに保てない。
真夏に炎天下で除草作業なんてやりたくない。
そこで、めんどくさい除草作業は専門家にまかせるというアイデア。
ある程度、お金はかかるものの庭をキレイにしてくれる。
通りがかりのご近所さんにも
「いつもキレイにしているねぇ」なんて言われてうれしい。
仕事に出かける時に、
見てみぬふりをしなくていいので
自己嫌悪に陥ることもない。
そこで今日は、
マイホームでめんどくさいことは、
専門家をうまく使いましょうという話。
それではスタート。
こんなサービスも!意外なスペシャリスト
現代は仕事においても得意な専門分野で仕事をするスペシャリスト採用が主流。
仕事をしていても思うことがある。
仕事に周囲を巻き込むのが上手い人がいる。
気づくと周りの人が汗水たらしていて、
当の本人はのんびりしていることも。
トメ先生は責任感が強いほうなので、
ああいうスタイルは性に合わない。
時代に合わないゼネラリスト。
いわゆる器用貧乏だ。
あんなふうに要領よく立ち回れていたら、
今頃、世界を相手に仕事をしていたのではないかと
バカな妄想をしたりする。
仕事で目にする要領のいい方法は、
マイホームを持ったがゆえに発生する面倒なことに活用できる。
そう、自宅の維持管理は上手にアウトソーシングするのだ。
スペシャリストにお願いしたほうが効率がいいこともある。
でも、アウトソーシングにはお金がかかる
あらゆるものの物価が上がっている今日この頃。
住宅ローンの繰り上げ返済を目指して
日々出費を抑えているわけだ。
そんなところで、
マイホームの管理をアウトソーシングしたら
大事な大事なお金を使うことになってしまう。
アウトソーシングは生きたお金の使い方。
なんてカッコいいことをいうつもりは毛頭ない。
私もお金がかかるからイヤだなぁと思う。
そこでお勧めするのが肩ひじ張らないアウトソーシングだ。
全部をアウトソーシングするから
予想以上にお金がかかる。
お金がかかりすぎるから次回は頼まない。
だから草が生える…。
肩ひじ張らないアウトソーシングは、
一部の管理をアウトソーシングするのだ。
庭の除草作業なら、
玄関前は自力で頑張るけれど、
そのほかの部分はアウトソーシングするとか。
家庭菜園まわりは自分で頑張るけれど、
駐車スペースはアウトソーシングする。
除草作業だけではない。
お掃除サービスも同じように使える。
年末の大掃除。
換気扇は自分で頑張るから、
魚を焼くグリルはアウトソーシング。
あたたかい室内は家族で頑張るから、
寒い外側はアウトソーシング。
このように利用することで、
庭のすべてを除草してもらうとか、
家じゅうすべてを掃除してもらうのに比べて、
コストを抑えたうえでめんどくさい管理作業をクリアできるのだ。
我が家では庭木の手入れはアウトソーシング
トメ先生の自宅には小さな小さな庭がある。
リビングの前に背の高い落葉樹が1本。
ポストの下に背の低い気が2本。
普段は意識しないがこの木も成長する。
伸びてお隣の敷地に枝が越境とかしてはいけないので、
定期的にキレイにしなければならないのだが、
めんどくさい。
以前にホームセンターで高枝切りバサミを買ってみた。
ニョキニョキっと伸びて先端に剪定バサミがついているアレだ。
落葉樹の高い位置にある枝を切ろう思い、
高枝切りバサミをニョキニョキっと伸ばして、
手元の取っ手をギュッと握って、
チョキンと切り落とそうとしたが、
感触はグニャリだった。
ハサミは稼働するが枝が切れることはなかった。
庭木の太さ1㎝くらいの枝でも太いようで刃が食い込まない。
じゃぁこちらはどうだと思い、
付属の短尺サイズのノコ刃をつけて、ギコギコ切り落とそうした。
ノコ刃の長さが短く、
高い位置をギコギコはまったくうまくいかない。
高枝切りバサミ…あきらめた。
このような落葉樹が伸びすぎると
見た目がコワくなる。
しばらく伸ばしっぱなしにしていたが、
ポストに投函されていたダスキンのお庭お手入れサービスを見てお願いしてみた。
落葉樹1本と、低木2本。
そして、かつて除草剤を撒きすぎて枯らしてしまった落葉樹の伐採。
併せて20,000円。
結果は頼んでよかった。
まず庭の見た目がキレイになったのがうれしい。
みなさんの自宅でも注意したほうがいいのは落葉樹。
落葉樹のような枝が伸びる木の葉が問題だ。
葉は日光を受けるため樹木の外周に生えている。
樹木の幹近くにはあまり生えていないのだ。
だがから伸ばしっぱなしにしていた枝を落とすと、
幹に近い部分の枝を残すことになるので、
ボリュームのあった細い枝たちがなくなるためやけに貧相な姿になる。
冬毛でモコモコになった羊が毛を刈られて
見るも悲しいガリガリの姿になるのに似ている。
これが、リビング前で目隠し効果の目的で植えた樹木だったりすると、
外からの視線が気になって仕方ない。
リビング前の落葉樹には意味がある。
落葉樹は夏は葉が生い茂って、高い位置にある太陽からの日差しを防ぐ効果。
冬は葉が落ちて、太陽の日差しを遮ることなく室内に届ける。
そして、枝や葉が伸びることで目隠しの効果があるわけだ。
剪定をせずに伸ばし放題にしてしまった後のボリュームダウンは
髪を切った後に「ちょっと切りすぎじゃ…」のような、
時間が経過すればまた伸びるからいいけれど、伸びるまでの時間のスースー感がある。
だから庭木をキレイに保つのであれば、
2年くらいに一度はアウトソーシングを使うといいかもしれない。
実はトメ先生の自宅でも
先日、2年ぶりの庭の手入れを予約を入れたばかりなのだ。
住宅購入後はお手入れがたいへん。
でもやらなければならないわけで、
「部分的なアウトソーシングいいんじゃない?」と思った方は
以下の事業者さんで検討してみていかがだろう。
庭や掃除と同じように家具やカーテンも
マイホームを購入する方の出費がかさむのが、
家具やカーテンの新調ではないだろうか。
4LDKの家ですべてのカーテンをオーダーメイドしたら、
数十万円の出費となる。
でも、カーテンにもこだわりたい。
大きな出費はしたくないという方におススメなのは、
すべてのカーテンをこだわるのではなく、
部分的にこだわるということ。
マイホーム購入後、
来客があったら見栄を張りたいのは誰もが同じ。
そういったような時に見せたいところのカーテンだけ
オーダーにするとか。
質のいい睡眠にこだわりたい。
だから寝室のカーテンはお気に入りのモノにしたい。
そのような時に寝室のカーテンだけオーダーにするのだ。
そのほかの部分のカーテンは既製品にすれば
出費はかなり抑えられる。
今のカーテンはニトリやイケアなどの
ファストインテリア事業者のおかげで品質も上がっている。
すべて既製品にしても遜色のないインテリアになるはず。
家具にだってこだわりたい方はいるだろう。
私も最近アンティーク調の家具がいいなぁと思ったりする。
仕事柄、家具について情報を得る機会が多いのだが、
イスってすごいなぁと思う。
世の中にはイスの名作が多数存在していて、
勤務先のデザイナーさんのような美大で建築系の勉強をしていた人たちから
イスの名作の含蓄を聞いているとおもしろい。
しかし名作。
高いのだ。
ニトリで揃えてもそれなりの金額になるのだから、
こだわりの家具となったら高いのだ。
だから家具もカーテン同様に、
見栄を張りたい場所に置く家具とか、
こだわりたい場所の家具だけを贅沢仕様の高級な家具にする。
でも家具には使い心地がある。
お金をかけて購入してみたものの使いにくい。
これでは困る。
そんな時には家具のレンタルはいかがだろう。
サブスクリプションのシステムで家具を借りるのだ。
以下の事業者さんではサブスクでおしゃれな家具を利用することができる。
ちょっと気合を入れないと購入できない家具を使ってみたい方は検討してみてはいかがだろう。
家具家電のサブスクリプションサービス「CLAS」
実際に使ってみて気に入れば購入して見ればいいし、
気に入らなければ変更すればいい。
オシャレなアンティーク家具。
テレビドラマなどで使われているカッコいい家具。
購入したら少しだけ見栄を張れそうな家具を取り扱っているのが以下の事業者さん。
TVドラマでよく使われているかっこいい家具INDUSTRIAL BRANCH
マスターウォール
ここでしか見れない壁面収納家具が多数!
壁面収納展示会へ無料ご招待
新築のマイホームも永遠に輝かない
徳川家康は「満つれば欠ける」と、建物が完成した途端に劣化の道をたどると考えて、
日光東照宮の陽名門の柱を1本だけ逆さにして、永遠に完成せなかった。
すべての装備が新品でピカピカのマイホームも
人が住み、そこで生活をすることで劣化がすすむ。
私は、もしこれから住宅購入を考えるなら、
長く住めば住むほどに味わい深くなる家を建てたい。
街中の定食屋さんの年季の入ったのれんのような味わい。
長くはき続けて自分の生活のカタチで色落ちしたジーンズ。
かかとが減ればメンテナンスに出して味がでた革靴。
自分の筆圧にぴったりなペン先に成長した万年筆。
見たことのない最新装備や、
快適な最新機能も大切だけれど、
味わい深さがある家って魅力だと思う。
今日の解説を書いていたら、
自宅の味わいを探してみようと思った。
繰り返し手で触れることで変色したドアノブ。
スマホを落としてへこんでしまったフロア。
靴で摩耗してエッジがとれはじめた玄関タイル。
我が家の色が味わえる家。
そういう家のニーズもあると思う。
めずらしくステキな記事になったような気がする。
今朝のトイレ掃除でサニタリー収納の取っ手が折れてしまったが、
これも我が家の味…。
奥さんに言われる前にメーカーさんに連絡しよう。